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新卒エンジニアお仕事日記

一人称は俺だけど女です

22日目

今日もあまり寝ずに出勤した。本当は7時間以上寝たいが、きっと6時間程度だろう。

でも普通に仕事は出来た。相変わらず昼飯を食べた直後は眠くて困ったが。

 

俺は今日いつもより早く家を出て、いつもなら小走りするところをゆっくり歩いて駅まで行った。

相変わらず日差しが眩しくてなんだか気持ちがよい。

余裕のある朝とはいえ、西友に寄っていくほどの余裕は無かった。

 

今日は休みの人も多いようで、休日出勤をしているような気分だった。

ふだん街にはもっと焦って移動する社会人が多いのだが、今日は私服でのんびりと歩く者が多かった。

こういう日に会社に行くのは初めてだから、なんだか不思議な感じがした。

 

俺は早く会社についたので、今日は初めて自分のだけでなく上司の机も拭いた。

(社会人とはこういうことをするものらしい。俺は体育会系的な上下関係の慣習が好きじゃないから、「机を(全体的に)拭く」というていで拭いた。「上司の机」ではなく「みんなの机」を拭くことには抵抗が無い。)

上司の机のそばに置かれたルーターも埃をかぶっていたので、奇麗にしてやった。

ルーターは「ありがとう」と俺に言った。(これは俺のイメージ)

 

仕事(研修)についてだが、今日は正直全く進まなかった。

自学自習の限界を改めて今日も感じた。

ずっと同じ問題にひたすら無謀にネット検索し続けて何時間も向き合うのは、正直苦痛だった。

うんざりしてくるのだ。集中力も切れる。

集中力というのは、適度に新しいことや違うことに向き合うことで保たれる。

それは小さなレベルでもいい。しかしそれが全く無いのは、本当に「うんざり」するのだ。

Cakeに詳しい人が、側でつきっきりで教えてくれればいいのになあ、って空想した。

でも同期の女性の方が理解が進んでいるから、せめて彼女と同じくらいにまでいかないと、やっぱり「僕の出来が悪いから」「僕の向き合い方が悪いから」「僕のやり方が悪いから」みたいな話になってくるんだろうなあとも思い、それによってそういう角度からも「うんざり」するのである。

 

まあ何度も言っている通り、俺にエンジニアとしての才能や資質は無い。

俺が将来Web系のエンジニアとしてデザイン方面で能力を活かしているという未来の予知も、俺はあまり信じていない。こんな俺にそういう未来があるとは、今の俺には想像つかないからだ。

 

仕事終わりに、相変わらず上司から指摘を受けた。

俺は上司から「頭を使ってやりましょう」ということを言われた。これは、上司が色々言ったことを一行にまとめた表現だ。

 

たしかに俺は今までの人生で頭を使ったことがない。

俺は自分のことを、結構「頭が悪い」と思っている。

たとえば、俺の姉は中学や高校で成績が1番だった。2番の時もあったが。

(※俺は中学で勉強を放棄し、底辺高校(ヤンキー高校)に進んだ。そこで高2の夏に小6ぶりに勉強をした)

姉と一緒にクイズ番組を見ていて、俺が「なぞなぞ」や「パズル問題」をまったく一個もわからないのに対し、彼女は人並み?には結構そういうのをわかっていた。

なぞなぞ問題の「例題」すら解けず、「こんなのもわからないの?」とびっくりされたこともあった。

俺はなぞなぞとか、パズル問題とか、頭を使うことが凄く苦手だ。

苦手というかむしろ「知らない」「やり方がわからない」と言っても過言では無い位素養が無い。

(でも、パソコンは好きだし、自分で色々作れるようになりたいし、情報強者に憧れている)

 

エンジニアに向いているのは、そういうなぞなぞやパズルに強い人間だと思う。

「左脳」とか「右脳」っていうのがあるみたいだが、つまり「左脳が発達している人」のことだろうか。

 

俺は頭を使うのが苦手だ。頭が悪い。なぞなぞやパズルが全くわからない。

 

ある日、秋葉原のお兄さんとボードゲームをしていて、点数を数えるときに「〇+〇は?」と訊かれた。きっと彼からして見ればスローモーションな回答だったのだろう。俺が「えーっと・・・」とやって考えてこたえたら、お兄さんは「ええ・・・?」という衝撃を受けて引いたように少し顔がにやけていた。

 

そんな俺だが、そうじゃない俺もいる。

 

俺は思春期の頃、よそで日記をつけていた。それは一部の同世代の間で支持を得ていた。文章が面白いからと、ブログサービス運営者のお気に入りとなり、俺の日記は目立つところにURLが貼られた。(今はもうずっと前に消してしまったので無いが・・・俺の某メールサーバに残っている)

 

俺の日記の支持者は、主に「進学校」や「神学校」と言われるような学校の生徒だった。色々な中高一貫男子校の読者が多かった。

俺の日記の読者の多くは、東京大学京都大学やその他有名大学に行った。

 

要するに、今年は東大に〇人行きました!とか〇〇人行きました!などと宣伝する受験競争の厳しい学校の生徒たちだ。

 

彼等は、俺の日記を「バイブル」とか「教科書」などと言い、俺のことを「頭がいい」とか「凄い」などと言っていた。

複数の進学校(神学校)で俺の日記が流行り、時に「さきる」「さきってる」などという言葉も生んだ。(これは冗談で書いているが・・・いやまあ事実だ・・・つまり俺がよく使う表現を真似してそう言っていたようだ。)

俺の日記に影響されて、まるで俺のような文章を書く者もあらわれた。

・・・そして俺は大学生になると、初めて書いた本が全国の本屋にポツポツと並び、出版社の人間から「先生」と呼ばれるようにもなったのだ。

 

・・・これはどういうことか。

俺は「右脳人間」ということなのだろうか。少なくとも左脳派では無いだろう。

俺は物事を「感じる」が「考える」ことはしていないと思う。

この日記や本や漫画だって、あまり考えずただ感じたままにやっていっているところが大きい。それでも考えてるというのだろうか。まあ、ちょっとは考えているんだろう。でもあんまり左脳っぽくは無い。

 

俺は計算やパズルやそういうのの類が得意な人間に憧れる。

たとえば俺は、ダイスを二つ同時に振って、その出た数字の合計値を一瞬で判断出来ない。「えーっと・・・」と間を置く。

だからそういうのが得意な人は、素直に凄いなあと俺は思う。

 

・・・話を戻そう。

先日まで仕事に関し凄く気に病んでいたが、ひとまず「重い病み期」は乗り越えたと思う。

もう、俺は自分にエンジニアとしての素質が無いこととか、

上司から色々指摘されることを、前より気にしないでいられるようになってきた。

 

というかそもそも俺が仕事始めにこういう課題にぶつかることは、冷静に考えれば最初からわかっていた事の筈だった。

 

念のため書いておくが、もちろん課題を放棄したわけではない。

今だって「出来るようになりたい」と考えているし、ゴールデンウィークは勉強もする予定だ。(もっと漫画を早く進めることも出来たらよいのだが・・・・これはここだけの、君と僕との間だけの本音。)

 

 

P.S

「計算などに強い人間に憧れる」とあるが・・・

でも俺が真に興味がある分野は、数字とかそういったものではなく、

大多数の人間の知能ではわからない分野のことだ。

 

・・・なにを言ってるかわからないだろう。

俺は以前からよく「人間は人間としての知能しか持たない」と言っている。

 

・・・具体的に俺の興味の対象は何かというと、たとえば・・・地場の本質とか、幽霊ってなんだとか、別の次元とは何かとか、エネルギーとは、この世界とは何かとかそういうことだ。

だから俺は「予知」の話とか占いの話が好きだったりする。

 

人間は人間としての知能しか持たない。

 

これをわかっていない人間が多すぎる。

だからちょっとしたこずるい知恵で良い気になったりもするし、

大したことのない知識からこの世のことをなんでも知ったような顔をする。

 

俺はそういうのが好きになれない。