新卒エンジニアお仕事日記

一人称は俺だけど女です

33日目

俺はやっぱりこの日記に向かう必要がある。

思い返すのは苦しいが、俺の一つの本心として「事情を整理したい」ことが挙げられる。

今の俺は苦しいが、この日記に向かう。

 

俺はなぜ日記をつけるのか。

心の中や頭の中というのは、思うまま一度文章にしてみてこそ整理されると考える。

そして・・・。

この世の中、ツイッターに「仕事辛い」「会社いきたくない」「学校休みたい」などと一言で書いて終わってしまっている人があまりに多いことを俺は嘆いている。

誰かの悩みは、時に誰かを励ます。そして、解決のヒントになることもある。そこには共感があり、人間は一人ではないことを知る。

 

人は悩みを持つ。そして、ツイッターに短文で愚痴を吐く。自分も周りもその実態がよくわからないまま終わる。そうしていく中で、本来もっと大きな財産となりうるその「悩み」は大して明確化されず、本人だけのものとなり、他の人間と大して共有されることなくその役割を終える。

 

多くの人間の心が、揺らいだり弱ったりを繰り返す中で、それが明確に共有されないのは損だと俺は考えている。

何か壁に直面した時、それを素直に文章にして多くの人間と共有したいと思う。

悩みだけでなく、生きる上での希望やヒントも共有したいと思う。

だから俺は日記を書く。

 

ツイッターの短文で終わる一つ一つの悩みの魂は、その可能性を広げることなくただ静かに消えるのである。

 

俺はもっとみんなの、素直な感情をあらわにした日記が読みたいと思う。

みんなもっと書けばいいのに。

毎日思っていること、今日思ったこと、嫌だったこと嬉しかったことを・・・。

 

~月曜日(出勤33日目)~

 

またこの日面談があった。

昼に呼び出された。

上司や社長などがいた。

 

午前中の課題が進んだかどうか質問され、全く進んでいないことを話した。

なぜかと訊かれた際、俺は、朝に飲んだ抗不安薬の影響であまりにも眠くて進まなかったことを話した。

もう、俺は限界だと思った。診断書のことも話した。いつも通り、目には涙が浮かんだ。

 

会社の偉い人たちは、俺が会社に相談せずいきなり精神科に行ったことを非難した。

あの会話が凄く少ない会社で相談出来るのは、それなりに社会人経験を詰み尚且つ色々苦しいことも経験した人間なんじゃないだろうか。

それに、俺は上司に眠れないことや気分の沈みを相談していた。

しかし、彼はそれを聞いて「ちゃんと寝なよ~」というだけだったり、「こんなこともわからないようじゃ寝れないのもしょうがないよな」と笑っていたりした。

俺が手を傷つけても、「よくそんなこと出来るなあ。俺には痛くて無理だ」と言っていた。俺はその時無理矢理表情筋を動かし、乾いた笑いを浮かべた。

それに俺は会社で何度も泣いていたし、声も小さかったし、上司とまともにコミュニケーションが取れていなかったし、異常なのは誰が見てもわかったと思う。

 

「どうして最初精神科にいこうと思ったの?ホルモンバランスの乱れかもしれないじゃない。なんで最初から精神科にいこうとしたの?」と社長から訊かれた。

ヘタなことを素直に言うと、自主退職に誘導されそうな気配を感じた。

俺としては「精神が辛くて、会社で挙動不審だから精神科に行った」というのが素直な感想だった。しかし、それについては沈黙することとした。

「友達に勧められて行ったんです」と言った。

 

会社側はというと、精神科に懐疑的で、金さえ出せば診断書を出すとか、薬漬けにするとか、カモにされているとか、そんなことを言っていた。また、俺や俺の周囲の友人たちは若く、まだ色んなことを知らないのだから会社に相談しろと言った。

 

俺はそのとき、別のエネルギー体の意思が俺に教えてくれたことを思い出した。

以前日記に書いた通り、別のエネルギー体の意思は、俺に、あの会社は昭和なところがあると教えてくれた。「昭和っぽい」といえば、まあ精神科には懐疑的だし、若者の考えをあまり尊重せず長く生きてきた者の主張を尊重しようとする・・・。まだペーペーなんだからと・・・若いんだからと・・・。

 

俺はそのエネルギー体のおかげもあり、彼等のいうことをすんなりと理解できた。

ああ、昭和っぽいのだからこう言うよなあと思った。

 

会社としては診断書が出された事実を聞かされた時点で、休ませるしかないらしい。

俺はそれを知らなかった。

 

よって、俺は早退することが決まった。最低でもまあ一週間は休むことが決まった。

会社はなるべく早くまた出勤してほしいようだった。

次に出勤するときは、医者から出勤可能であると書かれた診断書が必要らしい。

 

色々考えた結果、現時点では、二週間休もうかなと思っている。

一か月休むことには抵抗があるなあ。

 

それと、俺の上司が、休みの間も勉強をしてほしいということを遠回しに言っていた。だがそういうことを言っては意味が無いのではと俺は思った。

 

俺は気にしないことにした。